AGGRESSIVELOG

連日の電話攻撃から

今日で6日目


工事もあと4日程度を


残すのみ!!


その日は仕事が終わる


まで電話は無かった。


そそくさと荷物を


まとめ


逃げるように現場から


駐車場へ


車が見えたその時!!

歴史が動いた…


否


電話が鳴ってしまった…


シカトするか否か…

しかし展開も気になる


ネタも延ばさねば！

私「はい。」


△さん「あっお疲れ様です～」


私「ど、ども…


な、何かありました…？」


△さん「いや、帰る姿が見えたもので…」


!!


見られてる…


見られてる…


見られてる…


見られてる…


見られてる…


見られてる…


△さん「今から帰るんですか？」


私「は、はい。」


△さん「お疲れ様でした。もうすぐ終わりですねぇ。」


私「おかげさまで…」


△さん「じゃぁ～…」


なっ何だ!!


何が来る？？


△さん「今夜また電話してもいいですか？」


!!!!!!


私「こ、今夜!?」


△さん「はい。」


私「いやぁ…今夜はぁ…


ちょっと用事がありましてぇ…」


マズイ！夜に何の話もねぇだろ？


△さん「何の用事ですか？」


私「いやぁちょっとした運動を…」


△さん「何の運動？」


これ以上情報は開示しない方が


賢明だ。


嘘でもつかないと


食いつきをかわせねえ…


私「いや、ちょっとした運動です。


遅くなりますので…」


△さん「それなら仕方ないですね…」


その日はそれで乗り切り

また次の日


その日も電話は無く

夜仕事の打合せを


済まし


部長と営業とで


晩飯へ


そこで俺は全てを話し


助言を求めた。


部長達は驚きながらも


笑い飛ばされた。


私「マジヤバいんすよ!!」


部長「もう終わりだし


終わってからの電話は


管理組合を通してくれと


言うしかないんじゃない？


一応終わるまでは


お客様なんだし。」

続けて


部長「お前の好きにしろ(笑)


お小遣いくれるかも

しれんぞ(笑)」


私「それは無理っす!!」


なんて会話をしていた


束の間幸せな時間。

その時!!


電話が鳴った!!!!


夜も22時前だ。


部長達に電話を見せ

ヤバいっす!!


ヤバいっす!!


と騒ぎ散らしたが


電話には出なかった。


あと少しの辛抱だ…

またまた次の日。


憂鬱な気持ちを抱え

通勤していると


朝の7時過ぎ


電話が鳴った。


マダムからだ…


電話にでて


私「昨日はすみません～。


気づいたの遅かっ…

言葉を続けようと


した。


がマダムは…





続く